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ブラック的白道

2016.11.27(Sun)

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【「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由】として、作者がブラック企業に勤めた経験を描いたマンガを見ました。

初め作者は細い道を歩いています。

しかしだんだん暗く険しく選択肢はなくなっていきます。

作者が真っ暗闇で高い岸壁を呆然と見上げて、絶望してふらっと倒れてしまうシーンがあるのですが、私は「あ、私の想像していた三定死とはこんなことだったかもしれない」と思いました。

主人公の歩く細い道は、私の思っていた二河白道と重なる部分がありました。

作者が自ら他の道を塗りつぶしていったように、私ももっと仏法一筋にならないといけないと思っていました。

会以外のことにお金や時間を使うことをよく思われない風潮があったからです。

趣味を持つことも悪いことのようにとらえられていました。

ある講師には「火の河と水の河が激しくなってくることが白道を進んでいる証拠です」と言われ、どんどん辛くなってもわき目もふらずに、それをむしろ喜んで受け入れて進まないといけないんだと思いました。

ブラック企業で働く人はここから逃げるという発想がなくなって追い詰められていくのだと思いますが、S会では「ここから離れては信心決定できないまま無間地獄に落ちるしかない」という考えになるので逃げ場がないということでは同じです。

体育会系のノリで鼓舞され、会を維持するために会員がどんどん疲弊していくところも、ブラック企業と共通するものがあると思います。

自らタイムカードの不正をしてサービス残業する社員のように、会員の人達は自分のお金も時間も捧げて活動に専念しています。

一般的な常識よりも、その閉鎖された世界でしか通用しない理屈や正しさの方が重要になります。

またそのおかしさに気付く人が出ないように、「こんなことを言いだすのはおかしいことだ」と予防線が張られています。


私はうつ病になるほどの無茶はしていませんが、そこまでできないことを後生に不真面目ではないのかと自分を責める気持ちがありました。

でも私の考える三定死とはうつ病寸前のことだったのではないのかと思って、本当に辞めることができてよかったと思いました。

はっきり自覚はないにしても、漠然とこういう発想をしている人は多いのではないかと思います。

会員の方々はS会がカルト宗教だなんて夢にも思ってないと思いますが、その言い方に抵抗があるならブラック企業と社員の関係といえばどうでしょうか。(余計ムリな気がしないでもないですが)


ブラック企業やカルト宗教やDVでなど(いじめも含まれるのかもしれません)のように、根底に他人をコントロールしたいという目的のあるものは、規模は違えど全て似通ったものになるのかもしれません。



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